一句を読み解く131

湯豆腐や裏は風吹く嵯峨の藪 長谷川櫂
熱々の湯豆腐と「裏は風吹く嵯峨の藪」の寒さ、この二つの温度感を対比させた俳句である。外の寒さを描き出すことで、季語である「湯豆腐」がよりくっきりと描き出される。寒いといわずに寒さを感じさせるのは、「湯豆腐」という季語の働き、二つの温度感がよく響きあった一句である。(松)


湯豆腐や裏は風吹く嵯峨の藪 長谷川櫂
熱々の湯豆腐と「裏は風吹く嵯峨の藪」の寒さ、この二つの温度感を対比させた俳句である。外の寒さを描き出すことで、季語である「湯豆腐」がよりくっきりと描き出される。寒いといわずに寒さを感じさせるのは、「湯豆腐」という季語の働き、二つの温度感がよく響きあった一句である。(松)