大呂42号ができました
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【俳句作品抜粋】
一人焚く迎火小さく爆ぜにけり 伊藤イサオ
麻酔から覚めぬ夫の夜長かな 岡﨑政代
もう誰も読めぬいしぶみ蚯蚓鳴く 河野凡士
あらここでスナックママサングラス 高橋和彦
つまだけは毎日変へて冷奴 今井律子
二度三度あふぎて別の扇子買ふ 根岸文夫
消しゴムを残し秋思の机かな 佐藤強
かずら橋上下左右に青嵐 佐藤浩章
昼寝覚雫の音を数へつつ 子田参月
秋風に振り向く渋谷交差点 若林れい子
石くれに戻りし仏苔の花 小林和幸
籠枕転がる二等船室を 杉本雄一
大水が置きし流木稲の花 成田帆里
陽炎へ遍路は杖を鳴らし行く 星野睦子
満腹と言ひつつ一つ桜餅 赤林有子
鈴虫の声を聞きつつ仕舞風呂 浅見弓楽
千年を辿る家系図蚯蚓鳴く 村上いとこ
一駅を歩く道草草の花 中村光枝
青空を抱へんとする案山子かな 田村文孝
金亀虫一晩泊り帰りけり 堀田一枝
