大呂46号ができました
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【俳句作品抜粋】
雲もまた旅の途中か大花野 吉野新太郎
夏祓越佐海峡平らかに 村上いと子
向日葵の一つはよそ見してをりぬ 根岸文夫
寝に落つる命の底に虫の声 伊藤イサオ
二階建バスの二階を新樹光 赤林有子
ぐうたらな余生楽しや籠枕 佐藤浩章
霧深し何やら動く気配あり 柳和枝
水墨の墨のかをりを夏座敷 岡﨑政代
白鷺や紙垂のごとくに佇みて 今井律子
天高しぴーひよろひよろと鳶鳴いて 田村文孝
家族みなそれぞれの秋灯しけり 北原八重子
気づかぬか分からぬふりかサングラス 吉川知日子
秋の風わが身の透けてゆくごとく 大給松の
幸せのぎゆつと一粒さくらんぼ 堀田一枝
雷鳴に驚いてゐるこけしかな 子田参月
食ふ前にちよつとながめてさくらんぼ 星野睦子
爽やかに殺し文句が突き刺さり 杉本雄一
蚕豆の淡き緑を冷し汁 若林れい子
滝音の遠のいて行く下山かな 梅園和子
木の下に母が本よむ水遊び 米元ひとみ
故郷の子守唄なり虎落笛 森本哲雄
鍬を打つ夫婦の距離を赤とんぼ 田村節子
