5 鶯の鳴くにまかせて杣の道 くらっ太 3
「杣の道」がつまらない。人間の動きが見えるといい。
——-
6 東京の地下鉄迷ふ新入生 ひろし 1
助詞をしっかり入れたい。
東京の地下に迷ふや新入生
——-
8 念入りに畑を探りて畔を焼く 冬菊 0
「畑を探りて」が分からない描写。
5 鶯の鳴くにまかせて杣の道 くらっ太 3
「杣の道」がつまらない。人間の動きが見えるといい。
——-
6 東京の地下鉄迷ふ新入生 ひろし 1
助詞をしっかり入れたい。
東京の地下に迷ふや新入生
——-
8 念入りに畑を探りて畔を焼く 冬菊 0
「畑を探りて」が分からない描写。
1 たんぽぽを百従えて野の仏 せつこ 8
「百」ではだめ。大げさに詠むことも大切。
蒲公英の憶に囲まれ野の仏
——-
3 鷹化して鳩となる夜のリネンの香 空吟 2
中七「鳩となる夜や」と切れを入れる。句は面白い。
——-
4 つばめ来る戦後が残るマーケット 新太郎 2
「戦後が残るマーケット」、ここをもう少し具体的に、どんな戦後か?
木々の喜びが聞こえてくる芽吹である。(m)「季語 木の芽(春)」
84 火の粉掃く箒も焦がし修二会かな くらっ太 4
この形の中七は終止形ではなく連体形が普通、
火の粉掃く箒の焦げる修二会かな
——-
87 菜の花に溺れをりぬ古地蔵 関とし江 0
「溺れてをりぬ」と字数を整える。
——-
95 朧夜や故人の好みし酒を酌む 政代 1
「故人」がどんな人なのか、そこが肝心。
67 どっしりと百の涙や涅槃絵図 関とし江 1
「どっしりと」がよくわからない描写。
——-
73 脈迫のリズム乱るやしずり雪 冬すみれ 0
脈拍?
——-
74 ミモザ咲き散歩の回数多くなる ばふき 0
ただの報告。
60 草の根のほろほろほろと春の土 せつこ 1
助詞?「草の根を」がいい。
——-
64 啓蟄や様々の音動き出す 文夫 0
「音」は普通「鳴り出す」
——-
66 早春の扉ひらけば水の音 秀昭 1
あっさりとした味わいの一句。