3句選句してください。毎月13日夜12時が選句締切です。 姓名の「姓」は不要です。「名」だけを記入してください。
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*選句は半角数字でお願いします。


1 空のはて海のはてまで枯野かな
2 鉛筆を削りて春を待つ心
3 あらたまの姿拝謁富士の山
4 日記買ふひと日を無事と書きたくて
5 賀状読む昭和歌謡を聞く心地
6 覚えなき飴玉ひとつ外套に
7 餅搗きや漢六人騒きけり
8 寒の入足音注目されなくて
9 巾着から餅の出てくるおでんかな
10 元朝や大漁旗に日矢射して
11 天蚕の微光を拾ふ冬木山
12 山里を抱へ連山眠りけり
13 元日の牛伸び伸びと横たはる
14 富士眺む4K紅の初日の出
15 雪降るや書にしたためし座右の銘
16 煖房車貰ひし欠伸もう一つ
17 あら嬉し口説き上手や福寿草
18 中村哲落花惜しみて寒牡丹
19 流行風邪乗り換えごとに連れ込まれ
20 マスターの蝶ネクタイへ御慶かな
21 頃合ひの固さなりけり餅を切る
22 平成に令和重ねん鏡餅
23 みちのくや無音無色のお元日
24 荒縄で吊つて千本乾び鮭
25 川あれば水鳥浮かぶ去年今年
26 肉塊となりて市場の鮪かな
27 ろばのぱん楽の音高き四日かな
28 板につき初めたる令和去年今年
29 たま風やをさな児は眼でものを言ひ
30 初観音仲見世抜けて歌舞伎座へ
31 よーいどん二羽の水鳥滑走す
32 大安のひと日を残し古暦
33 赤黒き血は固まりて日短し
34 牢名主のごと着ぶくれてゐたりけり
35 高きまで灯るビルの灯寒夜かな
36 地吹雪や岩木の郷は白けむり
37 ごみ出しに出て新年のご挨拶
38 込み合ひて静かな茶房春近し
39 耳元に猫の鈴音寝正月
40 鉄塔の骨子を上る初日かな
41 湯治場の玻璃戸をしらぐ雪女
42 葱畑の切先揃へつつ初日
43 門番は陶の狸や鋤焼屋
44 掛け軸の富士の裾野や鏡餅
45 熊仕留め熊のやうなる大男
46 辻馬車の軽き蹄音春近し
47 背負いたる夢にも重さ初詣
48 日短か何もせぬ日をくやみゐて
49 湯豆腐やなまり優しき南禅寺
50 久々の大朝寝せん四日かな
51 煮大根今も受け継ぐ婆の味
52 物産展蒟蒻玉の土乾く
53 初夢や貧しきごろの懐かしき
54 爪痕をあまた水路に熊果てり
55 マンモスの骨現はるる凍土かな
56 年はじめ一閃の推敲湯に浮かび
57 獅子舞いのエレベーターからひょいと出て
58 白銀を纏ひ伊吹の初景色
59 明日は来ること疑はず日記買ふ
60 初雪の軒場に雀さんざめく
61 七日粥しゃもじにかかる根白草
62 大かたはロマン十年日記果つ
63 すごき音神話に疎まれる冬苺
64 寒菊を供へ信心深き母
65 手酌酒仕上げに熱き晦日蕎麦
66 雪道を一人詩人になりきりて