25 ふらここを漕ぐ山々を引き寄せて 秀昭 6
普通なら、
ふらここや山引き寄せて遠ざけて
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26 ばさばさとごま塩髪を刈られ春 いつせ 0
こじつけたような季語「春」
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27 窓眺めやる事も無し長閑なり 参月 0
「無し」ではなく、眺めたほうがいい。
海眺め山を眺めて長閑なる
25 ふらここを漕ぐ山々を引き寄せて 秀昭 6
普通なら、
ふらここや山引き寄せて遠ざけて
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26 ばさばさとごま塩髪を刈られ春 いつせ 0
こじつけたような季語「春」
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27 窓眺めやる事も無し長閑なり 参月 0
「無し」ではなく、眺めたほうがいい。
海眺め山を眺めて長閑なる
16 風止めて土手にまどろむつくしんぼ 一竿 1
「風止めて」が分かりにくい。まどろんでいるのは作者でしょうか。
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17 切れ字鳴きして鶯の呼応かな せつこ 0
「切れ字鳴き」が工夫でしょうが、少しわかりにくい。
鶯や切字鳴きしてそれつきり
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18 納め雛千体並び伏し目がち ふさ子 0
「伏し目がち」がつまらない。
納め雛その千体の恐ろしき
11 蔵はそこ雪解の雫よけながら オリザ 0
上五普通に「蔵に入る」でいい。
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14 眠る恋猫アンモナイトのやうに 以と 2
破調をうまく活かした一句。
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15 論文は未だに序章鳥曇 以と 4
季語「鳥雲に」のほうがいい。
5 海長閑堤に眠る猫二匹 田村 0
まとまっていますが面白くない。
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8 妻の歩に合わせて散歩桃の花 新太郎 4
「合わせて散歩桃の花」よりは「合はせて歩き桃の花」。
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10 遠霞舳先に映る佐渡ヶ島 田村 0
ちょっと「舳先に映る」は嘘っぽい。
1 故郷どこ写真訊ねる雷門 たけじ 0
助詞のない俳句、意味不明です。
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2 喪の仕事終へて夕日へ半仙戯 冬菊 0
葬儀屋さんということか、やや曖昧。
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4 肩が先歩く姿や春嵐 たけじ 2
この俳句も助詞を省略しています。字余りになっても助詞は大切。
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作業靴脱いで花見に加はれる 松太
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