大呂47号ができました
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【俳句作品抜粋】
宵山の提灯映し潦 村上いと子
盆栽の枝を借りてや鵙の贄 小林土璃
通過する列車のあとを秋の風 赤林有子
山眠る天文台を光らせて 米元ひとみ
巡航船の汽笛長々秋惜しむ 吉野新太郎
凍滝やこの世の時を飲み込んで 杉本雄一
競輪の歓声の空小鳥来る 子田参月
ぐんぐんと背丈が伸びて夏盛ん 堀田一枝
一斗缶がんがん鳴らし鳥威し 星野睦子
手のひらに大樹の鼓動雪解風 若林れい子
能登時雨仮設にぽつと灯のともり 河野凡士
生きてゐるだけで褒められ敬老日 今井律子
なるやうになつてしまひぬ破芭蕉 根岸文夫
才もなき句集完成秋刀魚焼く 成田帆里
掌に朝の温もり寒卵 田村文孝
古里も昭和も遠く雪が降る 北原八重子
柿熟るゝ葉をことごとく落としては 楼井清一
マンションと見まがう拘置所鳥渡る 岡﨑政代
夫と乗る百円バスの小春かな 柳 和枝
真夜中の田んぼで遊ぶ案山子かな 吉川知日子
ぶらぶらと買ふ当てもなし歳の市 中村光枝
煤払ひ先ずは柱の古時計 岡野房子
釣道具揃へて転勤春の風 森本哲雄
