一句を読み解く130

又例の寄鍋にてもいたすべし 高浜虚子
「いつもの寄鍋にしよう」を少し畏まって表現した一句。「又例の」というさりげない導きが味わい深い。夕食を何にするか、あれこれとみなの意見がさだまらないときの落着きどころが「又例の寄鍋」なのだろう。「いたすべし」は「した方がいいだろう」という軽い命令形、虚子の威厳がのぞいている。(松)


又例の寄鍋にてもいたすべし 高浜虚子
「いつもの寄鍋にしよう」を少し畏まって表現した一句。「又例の」というさりげない導きが味わい深い。夕食を何にするか、あれこれとみなの意見がさだまらないときの落着きどころが「又例の寄鍋」なのだろう。「いたすべし」は「した方がいいだろう」という軽い命令形、虚子の威厳がのぞいている。(松)