一句を読み解く85

それぞれの部屋にこもりて夜長かな 片山由美子
家族がそれぞれ自分の部屋を持つようになったのはいつ頃からだろうか。昔なら「一つ灯に家族より添ふ夜長かな」であったろう。
世につれて変わるのが俳句であるが、いつまでも変わらない心もまた大事、芭蕉の唱えた不易流行の「不易」はいつまでも変わらない心、「流行」は世につれて変化する新しい潮流、この両者のせめぎあいの中からいい俳句は生まれてくる。〈松〉


それぞれの部屋にこもりて夜長かな 片山由美子
家族がそれぞれ自分の部屋を持つようになったのはいつ頃からだろうか。昔なら「一つ灯に家族より添ふ夜長かな」であったろう。
世につれて変わるのが俳句であるが、いつまでも変わらない心もまた大事、芭蕉の唱えた不易流行の「不易」はいつまでも変わらない心、「流行」は世につれて変化する新しい潮流、この両者のせめぎあいの中からいい俳句は生まれてくる。〈松〉