一句を読み解く 77 追悼

いつの日か庵むすばん草の花 小寺敬子
八月二十日に亡くなられた小寺さんの句である。
女性が「庵むすばん」といえば、昔でいえば、尼さんなりたいということ、さりげない物言いであるが、男を静かに拒絶しているようでもある。「むすばん」は、むすびたいものだ、ということ、実際に庵を結ぶということよりも、精神面での願望と解釈してもよさそう。(松)


いつの日か庵むすばん草の花 小寺敬子
八月二十日に亡くなられた小寺さんの句である。
女性が「庵むすばん」といえば、昔でいえば、尼さんなりたいということ、さりげない物言いであるが、男を静かに拒絶しているようでもある。「むすばん」は、むすびたいものだ、ということ、実際に庵を結ぶということよりも、精神面での願望と解釈してもよさそう。(松)