一句を読み解く73

目つむりて露けき音の中にあり 清水芳朗
秋の昼はからりとしたイメージであるが、朝夕は、秋の代表的な季語「霧」や「露」に象徴されるようしっとりとした感じがある。
句の「露けき音」もまた湿っている。鳥の声に風の音、虫の音、厨から聞こえてくる煮炊きの音までしっとりとしているのだろう。「目つむりて」何かの音を聞いているというより、物思いに沈んでいるようである。(松太)


目つむりて露けき音の中にあり 清水芳朗
秋の昼はからりとしたイメージであるが、朝夕は、秋の代表的な季語「霧」や「露」に象徴されるようしっとりとした感じがある。
句の「露けき音」もまた湿っている。鳥の声に風の音、虫の音、厨から聞こえてくる煮炊きの音までしっとりとしているのだろう。「目つむりて」何かの音を聞いているというより、物思いに沈んでいるようである。(松太)