一句を読み解く66

草市で買ふやはかなきものばかり 眞鍋呉夫
中七の途中で切れが入る変則型である。いったい何を買うのか?と思わせておいて、次に「はかなきものばかり」と種明かしをしてみせる。普通の形なら「草市ではかなきものをもとめけり」なのだろうが、倒置法を巧みに使うことで、読み手により強いインパクトを与える。
お盆は、云わば人の死を祭る行事、「はかなきもの」が心にしみてくる一句である。(松太)


草市で買ふやはかなきものばかり 眞鍋呉夫
中七の途中で切れが入る変則型である。いったい何を買うのか?と思わせておいて、次に「はかなきものばかり」と種明かしをしてみせる。普通の形なら「草市ではかなきものをもとめけり」なのだろうが、倒置法を巧みに使うことで、読み手により強いインパクトを与える。
お盆は、云わば人の死を祭る行事、「はかなきもの」が心にしみてくる一句である。(松太)