一句を読み解く66

八月の炎に立てる仏たち 岩井善子
八月は「炎」に象徴される月である。広島忌の炎、長崎忌の炎、終戦忌の炎、お盆の炎、いずれも死者に関わる炎であり、句の「仏たち」は今もってその業火にたたされている死者たちとも受け取れる。
炎の月八月は、六日までが夏、七日以降は立秋、朝夕には八月の炎を癒す秋風も吹きはじめる。(松太)


八月の炎に立てる仏たち 岩井善子
八月は「炎」に象徴される月である。広島忌の炎、長崎忌の炎、終戦忌の炎、お盆の炎、いずれも死者に関わる炎であり、句の「仏たち」は今もってその業火にたたされている死者たちとも受け取れる。
炎の月八月は、六日までが夏、七日以降は立秋、朝夕には八月の炎を癒す秋風も吹きはじめる。(松太)