一句を読み解く63

堅苦しき挨拶は抜き冷奴 長谷川櫂
安くて手っ取り早い、水を十分に含んだ白さに清涼感がある、これが「冷奴」という季語の本意であろうか。
買ってきた豆腐一丁をまるごとガラス器に移し変えて、そこに氷を投げ込めばそれはそれで立派な肴、くつろいだ雰囲気によく合う、「堅苦しき挨拶は抜き」の食べものである。
客を迎えた折に使われる常套句をうまく切り出して、季語「冷奴」と取り合わせた一句である。(松太)


堅苦しき挨拶は抜き冷奴 長谷川櫂
安くて手っ取り早い、水を十分に含んだ白さに清涼感がある、これが「冷奴」という季語の本意であろうか。
買ってきた豆腐一丁をまるごとガラス器に移し変えて、そこに氷を投げ込めばそれはそれで立派な肴、くつろいだ雰囲気によく合う、「堅苦しき挨拶は抜き」の食べものである。
客を迎えた折に使われる常套句をうまく切り出して、季語「冷奴」と取り合わせた一句である。(松太)