一句を読み解く62

腕時計の手が垂れてをりハンモック 波多野爽波
俳句は省略の文芸といわれるが、省略して意味があいまいになるようではアウト、描写すべきところはしっかり描写して、余計なところは思い切って切り捨てることが肝要である。
爽波の句「腕時計をつけた手」を「腕時計の手」と省略している。それよりも「ハンモックに横たわる人」の「横たわる人」を切り捨てているところがこの句の醍醐味である。省略よりもいかに切り捨てるか、俳句はそれが大切である。(松太)


腕時計の手が垂れてをりハンモック 波多野爽波
俳句は省略の文芸といわれるが、省略して意味があいまいになるようではアウト、描写すべきところはしっかり描写して、余計なところは思い切って切り捨てることが肝要である。
爽波の句「腕時計をつけた手」を「腕時計の手」と省略している。それよりも「ハンモックに横たわる人」の「横たわる人」を切り捨てているところがこの句の醍醐味である。省略よりもいかに切り捨てるか、俳句はそれが大切である。(松太)