一句を読み解く61

ビニールの袋にゆがむ金魚かな 飛岡光枝
「ビニールの袋の中の金魚かな」が型である。そこにちょっと手を加えて「ゆがむ」と動詞を入れたのが技。誰もが見ているビニール袋の中の金魚であるが、そこに「ゆがむ」を発見することで一句は俄然生き生きとした。こうした発見は簡単ではない。簡単ではないが型通りの俳句のどこかにそれが隠されていることもよくあること。パターンに陥っている自分の俳句を穴が開くほど眺めてみるのもいいかもしれない。(松太)


ビニールの袋にゆがむ金魚かな 飛岡光枝
「ビニールの袋の中の金魚かな」が型である。そこにちょっと手を加えて「ゆがむ」と動詞を入れたのが技。誰もが見ているビニール袋の中の金魚であるが、そこに「ゆがむ」を発見することで一句は俄然生き生きとした。こうした発見は簡単ではない。簡単ではないが型通りの俳句のどこかにそれが隠されていることもよくあること。パターンに陥っている自分の俳句を穴が開くほど眺めてみるのもいいかもしれない。(松太)