一句を読み解く25

春昼や廊下に暗き大鏡 高浜虚子
「春昼」という季語は明るさを秘めている。その明るさを逆手に取るように「暗き大鏡」に焦点をあてた一句である。廊下の暗さと戸外の明るさを対比させてもいる。大鏡に映った「大悪人虚子」のぼーとした姿。いささか不気味でもある。(kinuta)


春昼や廊下に暗き大鏡 高浜虚子
「春昼」という季語は明るさを秘めている。その明るさを逆手に取るように「暗き大鏡」に焦点をあてた一句である。廊下の暗さと戸外の明るさを対比させてもいる。大鏡に映った「大悪人虚子」のぼーとした姿。いささか不気味でもある。(kinuta)