一句を読み解く214 大呂俳句会 投稿日:2018年3月13日 作成者: dvx223272018年3月13日 水音に水はあつまり初桜 菊田一平 本来は水が集まってそこに水音が生まれる。その文章間違っていますよ、と言われそうだが俳句の世界ではその因果関係の矛盾が詩情を生む。「初桜水あつまりて水の音」から「水音に水はあつまり初桜」までの距離を吟味してみたい。(m)