一句を読み解く136

冴えかへるもののひとつに夜の鼻 加藤楸邨
「もののひとつに」はいわば説明、「説明」の俳句は、常識をなぞるだけなのでよくないとされるが、この句の場合の「夜の鼻」は常識をはるかに飛び越えている。「冴えかへるもののひとつに夜の月」などと置けば常識、「夜の鼻」が味わいなのである。(松)


冴えかへるもののひとつに夜の鼻 加藤楸邨
「もののひとつに」はいわば説明、「説明」の俳句は、常識をなぞるだけなのでよくないとされるが、この句の場合の「夜の鼻」は常識をはるかに飛び越えている。「冴えかへるもののひとつに夜の月」などと置けば常識、「夜の鼻」が味わいなのである。(松)