一句を読み解く109

埋火や終には煮ゆる鍋のもの 蕪村
理屈が見え隠れする俳句である。埋火に鍋をかけたものの、灰をかけられている炭火では火の力もおぼつかない。なかなか煮立ってこないが、時間の経過とともに「終には煮ゆる」のである。原因があって結果を導く、これが理屈の俳句である。(松)


埋火や終には煮ゆる鍋のもの 蕪村
理屈が見え隠れする俳句である。埋火に鍋をかけたものの、灰をかけられている炭火では火の力もおぼつかない。なかなか煮立ってこないが、時間の経過とともに「終には煮ゆる」のである。原因があって結果を導く、これが理屈の俳句である。(松)