一句を読み解く100

たましひのしづかにうつる菊見かな 飯田蛇笏
「うつる」は「映る」とも「移る」とも読めるが、無理のない解釈は、「移る」の方であろうか。大輪の菊を前にして、その姿と香りに心を奪われているのだ。菊そのものが、魂を映し出す鏡とみれば「映る」にも味わいがある。二つの「うつる」がひびきあった一句である。(松)


たましひのしづかにうつる菊見かな 飯田蛇笏
「うつる」は「映る」とも「移る」とも読めるが、無理のない解釈は、「移る」の方であろうか。大輪の菊を前にして、その姿と香りに心を奪われているのだ。菊そのものが、魂を映し出す鏡とみれば「映る」にも味わいがある。二つの「うつる」がひびきあった一句である。(松)