一句を読み解く91

青竹の筒ひびかせん新走り 長谷川櫂
「青竹の筒」の器に新酒を注いで響かせようではないか、という俳句。青竹を器にするという手順が省かれているところがこの句の飛躍、飛躍しすぎて意味不明の句になっては元も子もないが、目の前に流れる小川をひょいと跳ぶほどの飛躍はまことにさわやか、「ひびか〈せん〉」という「意思」の助動詞も効果的である。(松)


青竹の筒ひびかせん新走り 長谷川櫂
「青竹の筒」の器に新酒を注いで響かせようではないか、という俳句。青竹を器にするという手順が省かれているところがこの句の飛躍、飛躍しすぎて意味不明の句になっては元も子もないが、目の前に流れる小川をひょいと跳ぶほどの飛躍はまことにさわやか、「ひびか〈せん〉」という「意思」の助動詞も効果的である。(松)