一句を読み解く 78

新涼の身にそふ灯かげありにけり 久保田万太郎
切字「けり」は詠嘆を表す。「身に添う灯影があることよなあ」というほどの意。ふと吾に返ったら、そこに灯影があったということだろうか。夏ならば鬱陶しい灯影も、新涼ならばそれがまるで女の影のようにしっとりとしている。(松)


新涼の身にそふ灯かげありにけり 久保田万太郎
切字「けり」は詠嘆を表す。「身に添う灯影があることよなあ」というほどの意。ふと吾に返ったら、そこに灯影があったということだろうか。夏ならば鬱陶しい灯影も、新涼ならばそれがまるで女の影のようにしっとりとしている。(松)