一句を読み解く54

清滝の水汲ませてやところてん 芭蕉
清滝川の水を汲ませて作ったところてん、ということ。「汲ませて」は使役、「人に家をかははせて我は年忘 芭蕉」と同様、誰かに何かをさせるというかたちになる。美しい清滝川の水で作った、それはおいしいところてんです、という挨拶の俳句である。中七の切字「や」にはいくらか推測の働きがあって、「汲ませたのでしょうか」というような意味合いにも取れる。(kinuta)


清滝の水汲ませてやところてん 芭蕉
清滝川の水を汲ませて作ったところてん、ということ。「汲ませて」は使役、「人に家をかははせて我は年忘 芭蕉」と同様、誰かに何かをさせるというかたちになる。美しい清滝川の水で作った、それはおいしいところてんです、という挨拶の俳句である。中七の切字「や」にはいくらか推測の働きがあって、「汲ませたのでしょうか」というような意味合いにも取れる。(kinuta)