雛祭

今日は雛祭、北国では大荒れの天気である。北海道の中標津では、雪に閉じ込められた車中で親子四人が遺体で見つかった。一酸化炭素中毒とのこと、傷ましいかぎりである。
みづうみの波低からず雛祭 片山由美子
山の雪すでにまばゆし雛祭 相馬遷子
沖かけて白波さわぐ雛かな 飴山實
海に降る雪美しや雛飾る 小林康治
雛の日のみづうみまでの雪を掻く 山本洋子
雛の日の都うづめし深雪かな 鈴木花蓑
雛の灯を消せば近づく雪嶺かな 本宮哲郎
雛まつりしづかなる日の海荒るる 阿部みどり女
雛祭と天候の荒れを取り合わせた俳句も多い。
一塊の雪もなくなり雛あられ 阿部みどり女
のような雛祭であってほしいのだが。(kinuta)
