まいまい句会感想③
大寒やけふは鳴るなり寺の鐘 一竿
このままでは只事で季語は何でも良くなってしまいます。
留守番のつもりや野良猫日向ぼこ 一竿
もう少しすっきりと、「日向ぼこしている猫に留守あづけ」など
石投げて年の始めの水の音 宮内和彦
句の意味はわかりますが、なぜ石を投げているのか読者には伝わってきません。
実朝忌水平線にかげりなし 文夫
「かげりなき水平線や」と切った方が良いと思います。
小魚の跳ぬる波紋や春きざす 雅宏
とてもリズムの悪い句ではないでしょうか。例えば「きらきらと小魚は跳ねて春きざす」「小魚跳ね春へ広がる水輪かな」など少し表現を考えてみてはいかがでしょうか。
(立)
