まいまい句会感想①
大寒や朝の埠頭のエンジン音 葦たか
俳句は大きく詠む事が大切です。「朝の埠頭のエンジン音」では単なる報告に過ぎません「埠頭に響くエンジン音」「埠頭響かせエンジン音」とか工夫が大切です。
みどり子の大き伸びして初湯かな 葦たか
この句も出来てはいるのですが面白みに欠けます。初湯ではありませんが「はしけしや嬰のちんちんさうぶの湯 渡辺文雄」というのがあります。自分なりの表現、一歩踏み込んだ表現を勉強してください。
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除夜の鐘数へ忘れて不眠なり ばふき
滑り台子供ばかりの二日かな ばふき
初日の出車の通らぬ道路行く ばふき
俳句は愛でるもの。おなじ事を表現するにもプラスの思考が大切だと思います。
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大寒や町道場の声あつく かまか
「や」で切れが入っているものの句が平面的です。また道場が何の道場か解りません。柔道、剣道、この辺りがもう少しわかるようして余計な言葉を削る工夫をなさって下さい。参考までに、「空を蹴り空を突きては寒稽古 長谷川櫂」「進み出て一対一や寒稽古 長谷川櫂」
(立)
