一句を読み解く166
低く垂れその上を垂れ萩の花 高野素十
「客観写生」の忠実な実践者と言われた高野素十、この句もまさに、見たままを捉えている。見たままをとらえているが、こういう風に見ることはなかなかできない。見たままを捉えることよりも、ものをどう見るか、その大切さを教えてくれる一句である。(m)
低く垂れその上を垂れ萩の花 高野素十
「客観写生」の忠実な実践者と言われた高野素十、この句もまさに、見たままを捉えている。見たままをとらえているが、こういう風に見ることはなかなかできない。見たままを捉えることよりも、ものをどう見るか、その大切さを教えてくれる一句である。(m)