行春を近江の人とをしみける 芭蕉

初案は「をしみけり」と切れが入っていたが、『猿蓑』入集のさいは「をしみける」と連体止めになる。意味としては「をしみけることよなあ」くらいか。句に余韻が生まれるのが連体形である。「行春」に思いを引きずる余韻であろうか。句の前書きに「湖水を望んで春を惜しむ」とある。(松)


初案は「をしみけり」と切れが入っていたが、『猿蓑』入集のさいは「をしみける」と連体止めになる。意味としては「をしみけることよなあ」くらいか。句に余韻が生まれるのが連体形である。「行春」に思いを引きずる余韻であろうか。句の前書きに「湖水を望んで春を惜しむ」とある。(松)