一句を読み解く122

川に来て山見るが好き去年今年 飴山實
大晦日から元旦に移り変わる時間の経過が「去年今年」。虚子は「去年今年貫く棒の如きもの」と詠んで、この時間の経過に太く固い芯を通して見せた。
掲句は、虚子が詠んだ時間の経過よりも、はるかに大きな流れの去年今年を詠んでいる。おっとりと構える飴山俳句らしい去年今年である。(松)


川に来て山見るが好き去年今年 飴山實
大晦日から元旦に移り変わる時間の経過が「去年今年」。虚子は「去年今年貫く棒の如きもの」と詠んで、この時間の経過に太く固い芯を通して見せた。
掲句は、虚子が詠んだ時間の経過よりも、はるかに大きな流れの去年今年を詠んでいる。おっとりと構える飴山俳句らしい去年今年である。(松)