蓴菜の花




先日行なった蓴菜吟行、気の良い地元の方から声をかけていただき、採り残した蓴菜を摘ませていただきました。この時、気になった若芽の脇にあった花の莟。それは一ミリ位の紅の粒です。いったいどんな花が咲くのだろう。多分あまり知られてはいないのでは?そう思い、蓴菜の花を見に。
蓴菜採に使った筏はもう、ばらばらにして池の周りに積んであります。誰もいないと思った蓴菜池ですが、2・3人がカメラを構えトンボなどを撮影中。
虫食いの葉、少し黄色い葉が一面に池を覆っています。蓴菜の葉そのものは、それ程美しいものではありませでした。その葉の上に赤い小さな花らしきもの。それにしてもよく見えません。望遠でやっと撮影しパソコンでじっくりと拝見です。
この沼は江戸時代からの地形と水の流れが残り、貴重な生き物も多く生息していると知りました。八丁トンボ、珍しい金色をした糸トンボ、美しいあお蛙、よく目を凝らせば見知らぬ生物が沢山います。そしてこの度、徳昌寺の参道を挟んでもう一つ池があることを知りました。こちらは木々が池にせり出し少し神秘的です。イメージとしては沼のようですが、何処からか水の音が聞こえてきます。曇り空に牛蛙の眠そうな声が響いていました。(立)
