あめつちの中のひとりの朝寝かな 村越化石

「あめつち」は天と地のこと、つまりこの世ことである。「この世に俺一人が朝寝をしている」と、まことに贅沢な心地を句にしている。もちろん、朝寝をむさぼっている人は世の中にいくらでもいるのだが、誰にもとがめられず心ゆくままの朝寝が「あめつちの中のひとり」ということ。天下を取ったような朝寝である。(kinuta)


「あめつち」は天と地のこと、つまりこの世ことである。「この世に俺一人が朝寝をしている」と、まことに贅沢な心地を句にしている。もちろん、朝寝をむさぼっている人は世の中にいくらでもいるのだが、誰にもとがめられず心ゆくままの朝寝が「あめつちの中のひとり」ということ。天下を取ったような朝寝である。(kinuta)