苞にする十の命や寒鶏卵(かんたまご) 太祗

「苞にする」は、「お土産にする」でもよいが、「藁苞にして卵を包み込む」と解したほうがよさそう。藁苞一本に卵五つを包み込んだものを今でもたまに見かけるので、太祇が手にしたものは、卵十個、藁苞二本であったろうか。まだ生きている寒卵、ほのかに温いのかもしれない。『太祗句集後篇』(きぬた)


「苞にする」は、「お土産にする」でもよいが、「藁苞にして卵を包み込む」と解したほうがよさそう。藁苞一本に卵五つを包み込んだものを今でもたまに見かけるので、太祇が手にしたものは、卵十個、藁苞二本であったろうか。まだ生きている寒卵、ほのかに温いのかもしれない。『太祗句集後篇』(きぬた)