水鳥のおもたく見えて浮きにけり 鬼貫

確かにそうだ、と思わせる一句。こういうのを発見というのだろう。こうした発見は誰にもあるもの。しかし、言葉となって浮いてこなければ発見にはならない。水鳥を目にしてから「おもたく見えて浮きにけり」までの思考回路は一瞬かもしれないが、到底たどりつけない距離のようでもある。この距離がまた、俳句の喜びでもあろうか。『鬼貫句集』(きぬた)


確かにそうだ、と思わせる一句。こういうのを発見というのだろう。こうした発見は誰にもあるもの。しかし、言葉となって浮いてこなければ発見にはならない。水鳥を目にしてから「おもたく見えて浮きにけり」までの思考回路は一瞬かもしれないが、到底たどりつけない距離のようでもある。この距離がまた、俳句の喜びでもあろうか。『鬼貫句集』(きぬた)