一句鑑賞_冬の生活 9

寒柝のつぎの一打の遥かなる 黛執
火事と喧嘩は江戸の花などと呑気なことは言っていられない。太平洋側の冬の天気は乾燥がひどく、風も強い。このため、昔から火事は恐れられ、冬はとりわけ火の扱いに気を使ってきた。夜、拍子木を打ち鳴らしながら火の用心を呼びかけて町内を廻る火の番。寒柝の澄んだ音が冴え冴えと響き、冬の夜の感じが余すところ無くとらえられている。(立)


寒柝のつぎの一打の遥かなる 黛執
火事と喧嘩は江戸の花などと呑気なことは言っていられない。太平洋側の冬の天気は乾燥がひどく、風も強い。このため、昔から火事は恐れられ、冬はとりわけ火の扱いに気を使ってきた。夜、拍子木を打ち鳴らしながら火の用心を呼びかけて町内を廻る火の番。寒柝の澄んだ音が冴え冴えと響き、冬の夜の感じが余すところ無くとらえられている。(立)