長生きも意地の一つか初鏡 鈴木真砂女

老いを開き直っているようだ。「初鏡」という季語は、若い娘のどこか華やいだ雰囲気を持つものだが、真砂女の句には、そんなものに負けてたまるかという気概が窺われる。新年というのは、あらたまを寿ぐということもさることながら、老いをあらためて確認するという儀式なのかもしれない。『紫木蓮』


老いを開き直っているようだ。「初鏡」という季語は、若い娘のどこか華やいだ雰囲気を持つものだが、真砂女の句には、そんなものに負けてたまるかという気概が窺われる。新年というのは、あらたまを寿ぐということもさることながら、老いをあらためて確認するという儀式なのかもしれない。『紫木蓮』