まいまい句会感想⑥
小さき雲入道雲にのまれけり 杳杳
述べ方にもう少し夏の雲の勢いが欲しいと思います。例えば「ずんずんと雲飲み込んで雲の峰」など。
旧き墓誰おとなうや夏の蝶 諸子
「誰おとなうや」までは言い過ぎだと思います。「夏蝶や草に埋もるる古き墓」くらいであとは読み手の想像に任せては?
語り部の声の掠れや原爆忌 暦文
原爆忌なので語り部の声がかすれていますと言う因果関係の句と思います。
清水汲む十指に零れなかりけり 秀昭
手で水をすくえばどうしても指の間から水は零れるのではないでしょうか。
(立)
