まいまい句会感想④
朝顔や色水遊びきりもなし 笑子
どこかで見たような句です。「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや 中村汀女」
夏枯れを知らぬ女将の笑顔かな 森本哲雄
このままでしたら、「夏枯れ」より「夏負け」ではないでしょうか。
生身魂父母の年越へ達者なり 青水
「達者なり」とまで言う必要はないと思います。「生身魂とうに超えたる父母の齢」など。
秋の蝶本丸あとの礎石に来 冬すみれ
「来」は不要です。「本丸のあとの礎石に秋の蝶」「山城の礎石に一つ秋の蝶」など秋の蝶を生かすようにすることが大切です。
夕されば鳴き交はすごと蝉と鳥 冬菊
「蝉と鳥」はうるさく感じます。
(立)
