まいまい句会感想②
烏賊釣火へつほつ壱岐の沖あたり 凡士
よくわかる句ですが言いすぎています。この句の場合「沖あたり」は全くの蛇足です。また、烏賊釣火は漁火でもよいと思います。「漁火の沖に灯りて」とすると季語が付きやすくなります。が「沖遠く漁火灯る」などこの手の句はたくさんありますのでご注意下さい。
籐椅子や漁火一つまた一つ 百合
前の句でも取り上げましたが、この手の句はたくさんあります。ただこの句の場合は季語が生きています。
宇治橋の片陰に座す式部像 冬すみれ
景色の説明のように思います。
飛魚の鮮やかな子もいつか翔ぶ りぱりこ
このままですと意味がわかりにくいと思います。「鮮やかな飛魚の子もいつか翔ぶという」ことなのでしょうか。
(立)
