まいまい句会感想①
D51へ駆け行く園児梅見かな すずめ
D51へ駆けて行く子供と梅の取り合わせの句なのでここは「梅見」などと置かずに梅の花でよいと思います。「行く」「見る」少しにぎやかです。
よく動く耳鼻尻尾象の鼻 凡士
耳鼻尻尾とあってまた像の鼻とは?何とかしたいところです。「存分に春風吸ふて像の鼻」「春風やぶらりぶらりと像の鼻」など。
立春や空の菓子折り捨てるべし 杳杳
空の菓子折りとはたぶん空箱の事だと思いますが、俳句にするなら一寸視点をずらして。「空箱にバニラの香り冬ぬくし」
断捨離を卒寿に説きて春 杳杳
このままですと春でも秋でも何でも良くありませんか?字足らずもちょっと気になるところ。
春暁やごろごろごろとストレッチ 杳杳
この句もそうです。二句とも中身が只事なので季語が何でもついてしまいます。
(立)
