まいまい句会感想②
枯野行く夜行列車の窓明かり 花水木
句の意味はわかるのですが、「枯野行く」の「行く」や「夜行列車の窓明かり」など余計な言葉が多すぎます。夜行列車であればわざわざ「明かり」と述べる必要はなのでは。単純に「大枯野列車の明り過行けり」「夜行列車枯野の果を過ぎゆけり」など。
閉店を知らす貼り紙冬の蠅 雅宏
「閉店を知らす貼り紙」がとても説明っぽいと思います。「閉店のショーウィンドに冬の蠅」
針箱に糸のやすらぎ霜の夜 秀昭
このままでしたら「糸のやすらふ霜夜かな」季語を変えても。
炊き上がる湯気まで美味し牡蠣ご飯 照代
言い過ぎの句です。これではまるで説明。例えば「炊きあがる湯気に磯の香牡蠣ご飯」など。
(立)
