まいまい句会感想①
湯上りの匂ひの赤子冬の月 百合
原句の「湯上りの匂ひの赤子」が馴染めない言い回しのように思います。「湯上りの赤子の匂ひ冬の月」
冬耕や老いの一人と鷺三羽 凡士
このままですと鷺を飼っているようにも読めてしまいます。「冬耕の人に付き来る鷺三羽」
狼星をみあげて冬の夜警かな 凡士
狼星は冬の季語、句の内容が重なりすぎているように思います。「冬の」は不要です。厳密にいえば「夜警」も冬の季語。「狼星を時々見上ぐる夜警かな」
短日や足形に立つレジの前 文夫
こういった句は今は理解できますが、あと数年たつと意味の解らない句となってしまうのではないでしょうか。
(立)
