白鳥の花のやうなる浮寝かな 長谷川櫂 大呂俳句会 投稿日:2020年1月23日 作成者: dvx223272020年1月23日 新潟県で白鳥といえば、阿賀野市の瓢湖(ひょうこ)が広く知られているが、近年は瓢湖に行くまでもなく、新潟平野のいたるところで白鳥を目にすることができる。食料が豊富なのだという。雪が降る前なら、田にはひつじ穂(稲刈りあとの株からのびた穂)がある。新潟名産「こしひかり」のひつじ穂は白鳥にとってもおいしいらしい。句は「花のやうなる」といって白鳥を讃える。(m)「季語 白鳥(冬)」