あられせば網代の氷魚を煮て出さん 芭蕉 大呂俳句会 投稿日:2020年1月16日 作成者: dvx223272020年1月16日 網代は文字通り網の代わりをする漁の仕掛け。鮎の稚魚である氷魚漁に用いられた。句は、霰のなかを訪ねてくれた人を、獲れたての氷魚の醤油煮でもてなそうというもの。客を迎えるうれしさが伝わってくる。「あられせば」は、霰が降ってきたなら。(m)「季語 霰(冬)」