まいまい句会感想②
釣瓶落し庭に馴染みし竹箒 秀昭
頂いた句ですが、「庭に馴染みし」が気になります。また上五の字余りが重く感じます。「庭帚よく手に馴染み日短」
狛犬の阿吽に木の葉しぐれなり 秀昭
「木の葉しぐれかな」
狐火や金山跡のラビリンス ちえこ
「ラビリンス」が解りません。たぶん「迷宮」の意味に使われているのだと思いますが、そうすると季語との付きもあまり良くありません。「坑道は迷宮のごと」として、季語を考えた方が良いと思います。
鼓などたしなむ人に春著縫ふ ひとみ
「鼓などたしなむ人」とても安易な言い方だと思います。これでしたらお茶をたしなむ人 花をたしなむ人 何でも良くなってしまいます。
我が胸の奥にも咲きし帰り花 暦文
出来ている句ですが、「咲きし」が気になり頂かなかった句です。「我が胸の奥にもひとつ帰り花」
たましひもやや獣めく毛皮かな 百合
意味が良く解りません。たぶん「毛皮着てたましひもやや獣めく」と言う事でしょうか。
(立)
