まいまい句会感想③
蜻蛉や田んぼの空の真つ平 ひとみ
頂いた句なのですが、もう少し突っ込んだ表現を。例えば「刈り上げて田んぼの空のはるかまで」とか。
剥くほどに梨のいのちのみづみづし 雅宏
「剥くほどに梨の雫のしたたれり」なのでしょうが、これでは平凡と思い「いのちみづみづし」とされたのだと思います。が少し無理なのではないで
しょうか。
秋の蜂死んで頭が外れたり ばふき
もっとあっさりと「死に蜂の頭外れてゐたりけり」
新米や粒一粒の輝きて 智生
言いふるされていると思います。
秋風や芭蕉の句碑の文字薄れ 春生
出来ているのですが今一つ面白みにかけるように思います。「秋風にすり減ることも芭蕉の碑」
(立)
