白菜を翼はづせるごとく剥く 宮坂静生
白菜の一枚を翼に喩えた一句。「白菜をすなはち縦に真二つ 松太」ではなく、いちまいいちまいを「はづせるごとく剥く」のである。「真二つ」なら白菜漬け、「剥く」のなら鍋物の具材というところであろうか。乱暴にへし折るのではなく「はづせるごとく」である。白菜をいつくしむような作業、収穫したばかりの白菜の形を整えているとも取れる。(kinuta)

白菜の一枚を翼に喩えた一句。「白菜をすなはち縦に真二つ 松太」ではなく、いちまいいちまいを「はづせるごとく剥く」のである。「真二つ」なら白菜漬け、「剥く」のなら鍋物の具材というところであろうか。乱暴にへし折るのではなく「はづせるごとく」である。白菜をいつくしむような作業、収穫したばかりの白菜の形を整えているとも取れる。(kinuta)