淡雪やいくたび浮むかいつぶり 長谷川櫂 大呂俳句会 投稿日:2019年2月6日 作成者: dvx223272019年2月6日 かいつぶりの漢字「鳰」は、水に入る鳥を意味するという。ぎょろりとした目がやんちゃ坊主のよう、魚類や貝類などを捕食するため、潜水を得意とする水鳥である。句は春の雪が降る湖沼を描いている。潜っては浮かび、浮かんでは潜るかいつぶり。まるで水底に棲家があって、浮かんでいるのはちょっとした気まぐれのようでもある。もぐったままなかなか姿を現さないかいつぶりが気になっているのかもしれない。(m)