たましひの繭となるまで吹雪けり 斉藤玄 大呂俳句会 投稿日:2019年1月21日 作成者: dvx223272019年1月21日 猛烈な吹雪になると、視界ゼロになるほど。何もかも白く塗りこめられ、家々は昼間から電灯をともす。句は、吹雪の底にいて魂までもが繭籠ってしまうという。旅行者の感覚ではない。雪国に生き雪国に死ぬひとの魂である。(m)