逃げても軍鶏に西日がべたべたと 西東三鬼 大呂俳句会 投稿日:2018年8月6日 作成者: dvx223272021年5月5日 「鬼平犯科帳」の主人公「鬼平」がよく行く店「五鉄」の名物は軍鶏鍋である。戦いの鶏である。なかなか手ごわそうな肉のようにも思われるが、その歯ごたえがおいしいのかもしれない。句の軍鶏、戦いを嫌がって逃げ出したらしい。弱い軍鶏では使い物にならい。それこそ潰されて軍鶏鍋にでもされかねない。(m)